初めて体験!生け花教室

小学生2年生の娘が学校からもらってきた 生け花教室の案内。

近所の公民館で、月に一度の開催、ほぼ花材費だけ、という手軽さも魅力的です。

 

ただ、お花とか、お茶とかって、なんとなく敷居が高くて、この歳で初めてでも大丈夫かなぁ?と少し不安にも感じました。

お教室の先生に問い合わせをしてみたところ、

「生け花が初めてというお母さんも大歓迎ですよ!小学生にも分かりやすく教えます。」

と、ありがたいお返事をいただいたので申込みすることにしました。

 

いよいよ今日、娘も私も人生初めての生け花体験!

花材は、

・百合(オリエンタルリリー)

・ニューサイラン

スターチス

 

今回は「たてるかたち」の生け花を教えていただきました。

まず、主枝。

主枝とは、作品の中心で柱の役目をするお花のことだそうです。

初心者向けということで、剣状のニューサイランを主枝として使いました。

 

お花を立てる剣山は、扇のような形をしています。

扇の広がっている方が手前になるように、剣山を花器(お花をいける器)の中央に置きます。

 

主枝は、剣山の中心より 少し奥の辺りに まっすぐ、若干前傾するように立てます。

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主枝の真ん中の柱が立ったら、それに添える形で 他のニューサイランも立てていきます。

 

次に客枝。

客枝は、主役になるお花のこと。

今回は、百合(ピンク色のオリエンタルリリー)を客枝にしました。

客枝は、花器の横幅と ほぼ同じ長さに整えてから主枝よりも手前に、主枝よりも前傾するように いけます。

 

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最後に、中間枝。

中間枝は、主枝と客枝の間に、全体のバランスをみながら 配置していきます。

スターチスと、百合の葉を使いました。

 

初めての生け花教室。

優しい先生と、綺麗なお花に癒され、生け花の講義をしていただいて、最後には花材を持ち帰らせてもらいました。

 

玄関にお花があると、帰ってきたときに嬉しいものですね。

1ヶ月後に予定されている次回の生け花教室が とても楽しみです。f:id:astadforg:20170725201309j:image

 

 

 

子どもの夜尿症が改善してきた記録(5)

4年生の夏。

引っ越しをして、9月から新しい学校に転入した子どもたち。

翌月の10月には、待ちに待った?恐怖の?二泊三日の合宿があります。

行先は、標高の高い山の麓。

気温の低さからくる体の冷えは、夜尿の大敵です。

 

合宿に向けて、まず担任の先生と保健の先生に相談しました。

4年生の秋の時点では、一般的に

夜尿の心配があり夜中に一度起こしてトイレに促してほしいと希望のある子は

学年に数人は毎年いるとのこと。

 

ただし、うちの息子の場合は、その中でも最も重症な程度であることがわかりました。

 

ベテランの担任の先生からは、

「いままでの経験をフルに活かして、(うちの息子の)メンツを守ってみせます!」

と 心強いお言葉をいただきました。

 

私から先生にお願いしたことは、以前、夏休みの予行演習でも 宿泊先の大人にお願いしたことと ほぼ同じ。

 

夕方以降の水分制限

・夕食では お茶やお水をコップに半分以上飲ませないでください。夕食に汁物を出さないでください。(配膳されても本人は食べませんが、ご理解ください。)

 

内服薬

・寝る前に、薬を飲ませてください。

 

排尿

・夜中(12:30頃)に一度、できれば明け方みんなが起きる前にもう一度、起こしてトイレへ行くよう促してください。

 

そして、先生からいただいたアドバイスは、

布団を敷く位置(失敗した時に他の子に気づかれないよう処理するため)

・布団を敷く位置を決めるのは、生活班の班長の仕事にします。息子さんを班長に任命します。部屋の入り口から1番近いところに自身の布団を敷くようにさせてください。

 

着替えの準備

・多めに着替えを持たせること。また、夜中にバッグのファスナー音が響かないよう、ファスナーを半分開けておき 1番取り出しやすい位置に着替えを入れた巾着を置いておくこと。

 

防水パジャマ

・万一失敗しても見た目で分からないようち、防水パンツ、防水パジャマを着せること。

 

冷え対策

・腹巻き、ヒートテックなどを活用すること。

 

そして、もちろん1番大切なのは、本人のがんばりです。

 夏休みの予行演習でも目標にした、

本人の頑張る三カ条。

 

1.夕方5時以降は夕食時を含めて水分をコップ一杯(200ml)以内に抑えること。汁物は出されても食べないこと。

2.寝る前の薬の内服を忘れないこと。

3.寝る前30分と、直前の2回トイレに行くこと。

 

いよいよ、合宿本番の朝。

これらを守って、先生のおっしゃることをよく聞いて、寝る前の準備は気を抜かず、

あとは めいっぱい楽しんでおいで。

と、送り出しました。

 

二泊三日の後、不安を胸に迎えに行ったところ、

バスから降りてきた息子は、こちらを向いて誇らしげにピースサインをしました!

担任の先生も、笑顔で頷いてくださいました。

合宿本番では、無事におねしょをせずに帰って来ることができました。

 

まだ完全に夜尿を克服できたわけではありませんが、

全く先が見えず光が差さなかった息子のおねしょに、

たくさんの先生が関わってくださり、息子本人の努力もあって、

息子のおねしょは どのように対策すれば成功しやすいのか、

少しずつ その方法が分かってきたことは 我が家にとっては 大きな救いでした。

息子は現在5年生の夏。まだ完全におねしょを卒業していません。

これから宿泊行事もひかえています。

ただ、きちんと対策さえすればほぼ大丈夫だろうというところまで進んでこられたのは大きな一歩です。

 

夜尿にも、個性があり、タイプ別、重度別に対策の仕方も違います。

それぞれの子どもに合った対策をとるためには、まずその子の夜尿の特性を知ることが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都内から車2時間で行けるお出かけスポット&バーベキューに持っていくと便利なもの

小学5年生男子と、小学2年生女子を連れて、夏のお出かけ!

家族みんなの希望を叶える、都内から車で2時間以内に行ける、自然遊びのできるバーベキュー場へ行ってきました。

 

パパの希望

・バーベキュー

 

息子の希望

・魚釣り

・キャッチボール

 

娘の希望

・川あそび

・スイカ割り

 

私の希望

・レンタル用品が充実している

・現地で 氷や飲み物を買い足せる

・帰りに寄れる日帰り温泉が近くにある

 

 

都内から、新青梅街道をひたすら西へ約2時間。

埼玉県飯能市上名栗

古民家ファミリーバーベキュービレッジさん

https://www.bbqgo.jp/spot/id=4151

 

朝7:30に我が家を出発して、9:30頃現地に到着!

子どもたちはさっそく小川で水遊び

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ヤマメ?の稚魚のような、お魚がたくさん泳いでおりました。f:id:astadforg:20170710170734j:image

 

こちらのバーベキュー場では、バーベキューグッズだけでなく、お菓子やアイス、調味料、浮き輪の販売、釣り竿レンタルなどもしており、手ぶらで行ってもお金さえ払えばどうにかなるという便利さ。

但し、チャージ済みの電子マネーは使えますが クレジットカードは使えないので ある程度の現金が必要になります。

 

川原にテントやコンロを設置するか、川原から一段登ったところの バーベキュー場を利用する事もできます。場内に宿泊できる施設もあるのですが、今回は日帰りで、バーベキュー場を利用しました。

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バーベキューでお腹が満たされた後は、釣り。

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最後に、小川で冷やしたスイカを、落ちていた流木で スイカ割り!

自然の中で食べるスイカは格別に美味しかったと 子どもたちも喜んでおりました。

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片付けの際には、アルコールスプレーやキッチンペーパーなどをフル活用して、できるだけ簡単にお片づけ。

空になったクーラーボックスや調理器具、アウトドアテーブルなどもアルコールスプレーで拭きあげておくとあとが楽になります。

こちらのバーベキュー場では、45リットルのゴミ袋一袋当たり200円で回収してもらえるサービスがあるので 利用しました。ゴミの仕分けは、燃えるゴミ(生ゴミ、プラ、紙など)と、資源ゴミ(缶、ビン、ペットボトル)の2種類でした。

 

帰りに、汗と川遊びで汚れた身体を 近くの日帰り温泉でさっぱりさせておけば、子どもたちが疲れて車で寝てしまっても安心です。

今回はバーベキュー場を17:30頃に出て、車で数分の名栗温泉 大松閣さんで日帰り入浴。

https://www.ikyu.com/sd/00001741/?ikyh=p__s_accnm&ikCo=ik000407

 

他に 受付〆切時間がわりと早めですが、さわらびの湯さん等があります。

http://www.jalan.net/kankou/spt_11209cd2112035221/

 

お昼過ぎからバーベキューをしていたので、夕ご飯は 大人はもう要らなかったのですが、成長期の子どもたちは お風呂上がりにお腹すいたの大合唱!

日帰り温泉を19:00過ぎに出発、温泉から車で10分ほどのコンビニで おにぎり等を買って車内で食べた後 子どもたちは心地よい疲れのため爆睡しておりました。

都内の自宅に帰り着いたのは、22:00頃。クタクタなので、テントなど荷物の積み下ろしは翌日に回し、洗濯物と残りの飲み物だけを持って車からおりました。

子どもたちも寝ぼけながらどうにか帰宅、もうお風呂には入っているのでトイレと歯磨きだけ済ませてそのまま就寝しました。

早起き、自然遊び、バーベキュー!今回は私、ママが運転担当だったので疲れましたが、家族で良い思い出ができてよかったです。

 

最後に、バーベキューに持って行くと便利なものをまとめ。

・バーベキューで食べたい食材(野菜はあらかじめ切っておくと便利)

・飲み物(お茶や水のペットボトルを家で凍らせておくと保冷剤代わりになります)

・調味料

・タッパーに水を入れ凍らせた四角い氷(保冷剤代わりに、割って飲み物に入れても◎)

・アウトドア用 テーブル、チェア、テント等

・バーベキュー器具(コンロ、アミ、鉄板、火挟)

・炭、着火剤、新聞紙、うちわ、軍手

・調理器具(包丁、まな板、キッチンバサミ、ピーラー、トング、アイスピック)

・アルコールスプレー

ティッシュ、ウエットティッシュ

・キッチンペーパー

・ラップ、アルミホイル

・ゴミ袋、ビニール袋

・ガムテープ、油性ペン(ガムテープでゴミ袋を止める。油性ペンで紙皿やカップに各自の名前や、ゴミの仕分けを書いたりする)

・プラスチックトレイ

・ザル、ボウル

・紙皿、割り箸、コップ(子どもには蓋とストロー付きのコップが便利)

・水鉄砲、シャボン玉などの遊び道具

・バケツor水タンク(炊事場から水道水を汲んで来ておくと ちょっとした手洗いや野菜洗いなどに便利)

・水着

・捨てても良いタオル

・着替え、タオル(お風呂用のものも多めに)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもの夜尿症が改善してきた記録(4)

4年生、秋の合宿二泊三日本番が近づいてきました。

夏休みの間に、気心知れたお友達や祖父母宅にて合宿の予行演習となるようなお泊り会を実施しました。

まず、本人の頑張る三カ条。

1.夕方5時以降は夕食時を含めて水分をコップ一杯(200ml)以内に抑えること。汁物は出されても食べないこと。

2.寝る前の薬の内服を忘れないこと。

3.寝る前30分と、直前の2回トイレに行くこと。

 

付き添いの大人にお願いすること

1.本人の頑張る三カ条を把握しておいてもらう。

2.寝る部屋の冷房は切ってもらう。(身体を冷やさないように)

3.夜中にトイレに起こしてもらう。

 

夏休みのうちに、合計7日間ほど、周囲の協力をいただいてお泊り会を実施しました。

自宅ではまだ勝率6割ほどでしたが、お泊り会では7戦7勝!

自宅とは違うという緊張感も手伝ってか、とても良い成功体験がでい、本人の自信につながりました。

 

夏休み、引っ越しに伴うホテル泊も、念のため紙オムツをしながらでしたがここに向けて頑張ってきた成果が出てきました。

8月末に引越しが終わり、新居での生活が始まりました。子どもたちにとって、初めての町、初めての学校、初めての友達。。

新居とはいえ、やはり生活が落ち着いてくると緊張感もなくなるのか、夜尿は一進一退。昼間にできること、行動療法、夕方からの水分制限、寝る前の内服薬を続けながら、9月の合宿にも出ることを祈りました。

子どもの夜尿症が改善してきた記録(3)

二軒目の病院でお世話になりだしてから1年半ほど。

 

通い始めは、きっと息子にも緊張感もあり、暖かい季節柄もあって、何度か成功したこともありましたが、所属しているサッカー部の練習が17:30〜20:00までということもあり、どうしても夕方以降の水分を摂る日は 夜尿が続きました。

小児科の先生は同じですが、途中で心理療法士のお姉さん先生が代わりました。

2人目のお姉さん先生は、心理的な指導でなく より行動療法的な指導をしてくれました。

4年生になった頃には、うちの息子の 夜尿の原因は 心理的ではなく身体の機能の問題だと、ほぼ断定できたからです。

 

長い間、息子のおねしょと向き合っていく中で母としていろんな悩みがありました。

気持ちの問題でおねしょが治らないのか、母親である私が息子にストレスを与えてしまっているのか、おねしょの本を読むと、オムツは癖になるからしてはいけない、毎日パジャマと布団を汚されても 怒ってはいけない、焦ってはいけない、夜トイレに起こしてはいけない、、、、書かれている禁止事項を守っていても 息子の夜尿は一向に改善しませんでした。

そんな中で、心理療法士の先生や小児科医の先生から、息子の夜尿症の原因は心理的というより機能的なものだと言われたのは私にとっては救いの言葉でもありました。

機能が弱いんだから仕方ないと潔く諦めて、近視の人がメガネをかけるように、耳が聞こえにくい人が補聴器を使うように、息子の夜尿に対策しながら向き合おうと考えるようになりました。

 

ただ、いくら前向きに考えようとは思っても 毎日のこと。毎日毎日、おねしょの始末をして、布団を干して洗濯をして、イライラしたり息子にキツくあたってしまったり、傷付けるようなことを言ってしまったこともありました。

 

4年生の夏、息子は大きく2つのイベントを控えていました。

1つは、主人の転勤に伴う引越し。もちろん病院も、学校も変わります。

2つ目は、その新しい学校で、転入した翌月にある二泊三日の合宿。

夜尿症の子どもにとって、いちばん怖いのは、学校の友達とのお泊まりです。

しかも、二泊三日。転入したてでもし失敗してしまったら....

 

引越しの直前まで、この二泊のお泊まりに向けて、行動療法を進め、内服薬もスタートしました。

毎日、体幹を鍛えるトレーニングを1日15分程度行い、膀胱の周りの筋力を鍛えました。

週に一度、接骨院に通い、骨盤の矯正をしてもらいました。

夏ですが、身体を冷やさないようにして、塩分を控えた食事をとりました。

消化器が動いていると上質な睡眠が取れなったり、膀胱が夜寝ている間にも動いてしまうことに繋がるので、夕食はできるだけ軽めにして、朝食をたくさん食べさせるようにしました。

 

 

 

子どもの夜尿症が改善してき記録(2)

二軒めの小児科は、小児科医によるアレルギー治療と漢方薬の処方、小児心理療法士の先生による 夜尿症の行動治療法を行なっているクリニックで、こちらは3年生から1年半ほど2週間に一度通いました。

まず、心理療法士のお姉さん先生が最近の夜尿症について日記を見ながらカウンセリングをしてくれます。

心理療法士といっても、心理的な問題のおねしょという意味ではありません。息子の場合は、完全に機能的な問題での夜尿症ですが、お姉さん先生が行動療法(トレーニング)をサポートしてくれました。

トレーニングの内容としては、まず、昼間のトイレを我慢する時間を少しずつ延ばしていくというもの。

もう限界!と思ってから、10〜20秒でも、始めはなかなか我慢が出来ませんでしたが、数日続けただけで2〜3分は我慢できるようになりました。

目標は、10分以上として、我慢するトレーニング(膀胱の伸びをよくする)をしました。

次に、トイレの途中で おしっこを切るトレーニング(尿道の出口を締める筋肉を強くする)。これはなかなか難しいようでしたが、 一度のトイレで3回ギュッと締めて、おしっこを切ることを目標にしました。

他に、トレーニングではないのですが母である私が毎晩辛かったのがアラーム療法。

寝る時に、おねしょが出るとアラームが鳴る紙パッドを装着します。

アラームの音量は調節できるのですが、本人の目がさめる程度に設定する必要があります。

このアラームの目的は、記録の為と、おねしょの不快感を子どもに覚えさせる為です。

本人は寝ぼけているので、夜の何時頃に、寝ている間何回くらいおねしょをしてアラームが鳴ったのか私が記録をとって現状を把握していきます。

おねしょが常習化してしまっている子に、おねしょをした時の不快感を植え付けることも大切です。おねしょをしたって気持ち悪くない、不快感がないので本人が困っておらず、いつまでも治らないのだそうです。

おねしょをする→アラームが鳴る→うるさい→不快感

となり、次第に アラームが鳴らなくても尿意を感じたら目が覚めるようになるのが目標です。

心理療法士の先生から小児科の先生へ申し送りをしてくれたあと、息子は小児科医の先生にアレルギー鼻炎やアトピーの様子を診察してもらい、それから、夜尿症の最近の調子はどうか、日記を見ながら夜尿症の話をしていきました。

 

この小児科では、前の小児科で内服薬の効果があまり出なかったことを踏まえ、ホルモン剤の内服薬はひとまずやめてみて、行動療法で行けるところまで進めようということになりました。

 

総合的なサポートが功を奏したのか、こちらに通い始めた翌週には何度かおねしょをしない日がありました。

 

子どもの夜尿症が改善してきた記録 (1)

小学5年生の息子のおねしょに長年悩んでいます。

2年生の娘は、3歳前に昼間のトイレトレーニング完了とほぼ同時に 夜のおねしょも卒業したのに、お兄ちゃんは ほとんど毎日失敗してしまっていました。

いちど卒業した おねしょが何かのきっかけで 再発してしまう場合は精神的な原因も考えられるけれど、うちのお兄ちゃんの場合は 完全に機能的な問題のようです。

遺伝的な要素をたどると、私や主人は特に問題ないのですが、父方祖父も 母方祖父も中学入学する頃まで おねしょしていたとのこと。

息子は、アレルギー性鼻炎アトピー性皮膚炎もあり、これもおねしょと関連があるかもしれません。

 

息子が2年生の春から、本格的に小児科で 夜尿症の治療を始めました。

 

1軒目の小児科では、小児科医の先生が担当してくださり、毎日の夜尿量を日記につけることと、学校から帰ってトイレに行きたい時に できるだけ我慢する(まずは数秒から、次第に延ばしていく)行動療法と呼ばれるトレーニングを始めました。

 

朝起きてオムツを計ると、夜尿量は 一晩で150ml前後、帰宅後ぎりぎりまで我慢してトイレで計る尿量(以下、我慢量)は 70ml前後でした。

夜尿は、この時点で 一晩に2回以上は出ており、我慢量の理想は200ml前後なので まったく届いていない状態。

 

おねしょをしないための、理想の膀胱とは、大きく、伸びがよく、締りが良い。この3要素が必要なようです。

膀胱は風船のような形態をしていて、そこに尿を溜めていきます。

日記を付けて分析した結果、うちの息子の場合は、この3つに加えて、寝ている間に必要な 脳内ホルモンも足りていないようでした。

 

この小児科では、内服薬での治療が始まりました。

普通は、睡眠下にあると脳の司令で抗利尿ホルモン(尿を作らなくするホルモン)が分泌されて、寝ているあいだは膀胱に尿が溜まらないという仕組みがあるそうです。内服薬とは、このホルモンを補填するお薬です。

寝る前に、処方された通り内服薬(錠剤)を水で飲みましたが、通院から1年経っても効果がなく 毎日のようにおねしょをしてしまっていたため、先生に話をしてクリニックを変えてみることになりました。