子どもの夜尿症が改善してきた記録(4)
4年生、秋の合宿二泊三日本番が近づいてきました。
夏休みの間に、気心知れたお友達や祖父母宅にて合宿の予行演習となるようなお泊り会を実施しました。
まず、本人の頑張る三カ条。
1.夕方5時以降は夕食時を含めて水分をコップ一杯(200ml)以内に抑えること。汁物は出されても食べないこと。
2.寝る前の薬の内服を忘れないこと。
3.寝る前30分と、直前の2回トイレに行くこと。
付き添いの大人にお願いすること
1.本人の頑張る三カ条を把握しておいてもらう。
2.寝る部屋の冷房は切ってもらう。(身体を冷やさないように)
3.夜中にトイレに起こしてもらう。
夏休みのうちに、合計7日間ほど、周囲の協力をいただいてお泊り会を実施しました。
自宅ではまだ勝率6割ほどでしたが、お泊り会では7戦7勝!
自宅とは違うという緊張感も手伝ってか、とても良い成功体験がでい、本人の自信につながりました。
夏休み、引っ越しに伴うホテル泊も、念のため紙オムツをしながらでしたがここに向けて頑張ってきた成果が出てきました。
8月末に引越しが終わり、新居での生活が始まりました。子どもたちにとって、初めての町、初めての学校、初めての友達。。
新居とはいえ、やはり生活が落ち着いてくると緊張感もなくなるのか、夜尿は一進一退。昼間にできること、行動療法、夕方からの水分制限、寝る前の内服薬を続けながら、9月の合宿にも出ることを祈りました。
子どもの夜尿症が改善してきた記録(3)
二軒目の病院でお世話になりだしてから1年半ほど。
通い始めは、きっと息子にも緊張感もあり、暖かい季節柄もあって、何度か成功したこともありましたが、所属しているサッカー部の練習が17:30〜20:00までということもあり、どうしても夕方以降の水分を摂る日は 夜尿が続きました。
小児科の先生は同じですが、途中で心理療法士のお姉さん先生が代わりました。
2人目のお姉さん先生は、心理的な指導でなく より行動療法的な指導をしてくれました。
4年生になった頃には、うちの息子の 夜尿の原因は 心理的ではなく身体の機能の問題だと、ほぼ断定できたからです。
長い間、息子のおねしょと向き合っていく中で母としていろんな悩みがありました。
気持ちの問題でおねしょが治らないのか、母親である私が息子にストレスを与えてしまっているのか、おねしょの本を読むと、オムツは癖になるからしてはいけない、毎日パジャマと布団を汚されても 怒ってはいけない、焦ってはいけない、夜トイレに起こしてはいけない、、、、書かれている禁止事項を守っていても 息子の夜尿は一向に改善しませんでした。
そんな中で、心理療法士の先生や小児科医の先生から、息子の夜尿症の原因は心理的というより機能的なものだと言われたのは私にとっては救いの言葉でもありました。
機能が弱いんだから仕方ないと潔く諦めて、近視の人がメガネをかけるように、耳が聞こえにくい人が補聴器を使うように、息子の夜尿に対策しながら向き合おうと考えるようになりました。
ただ、いくら前向きに考えようとは思っても 毎日のこと。毎日毎日、おねしょの始末をして、布団を干して洗濯をして、イライラしたり息子にキツくあたってしまったり、傷付けるようなことを言ってしまったこともありました。
4年生の夏、息子は大きく2つのイベントを控えていました。
1つは、主人の転勤に伴う引越し。もちろん病院も、学校も変わります。
2つ目は、その新しい学校で、転入した翌月にある二泊三日の合宿。
夜尿症の子どもにとって、いちばん怖いのは、学校の友達とのお泊まりです。
しかも、二泊三日。転入したてでもし失敗してしまったら....
引越しの直前まで、この二泊のお泊まりに向けて、行動療法を進め、内服薬もスタートしました。
毎日、体幹を鍛えるトレーニングを1日15分程度行い、膀胱の周りの筋力を鍛えました。
週に一度、接骨院に通い、骨盤の矯正をしてもらいました。
夏ですが、身体を冷やさないようにして、塩分を控えた食事をとりました。
消化器が動いていると上質な睡眠が取れなったり、膀胱が夜寝ている間にも動いてしまうことに繋がるので、夕食はできるだけ軽めにして、朝食をたくさん食べさせるようにしました。
子どもの夜尿症が改善してき記録(2)
二軒めの小児科は、小児科医によるアレルギー治療と漢方薬の処方、小児心理療法士の先生による 夜尿症の行動治療法を行なっているクリニックで、こちらは3年生から1年半ほど2週間に一度通いました。
まず、心理療法士のお姉さん先生が最近の夜尿症について日記を見ながらカウンセリングをしてくれます。
心理療法士といっても、心理的な問題のおねしょという意味ではありません。息子の場合は、完全に機能的な問題での夜尿症ですが、お姉さん先生が行動療法(トレーニング)をサポートしてくれました。
トレーニングの内容としては、まず、昼間のトイレを我慢する時間を少しずつ延ばしていくというもの。
もう限界!と思ってから、10〜20秒でも、始めはなかなか我慢が出来ませんでしたが、数日続けただけで2〜3分は我慢できるようになりました。
目標は、10分以上として、我慢するトレーニング(膀胱の伸びをよくする)をしました。
次に、トイレの途中で おしっこを切るトレーニング(尿道の出口を締める筋肉を強くする)。これはなかなか難しいようでしたが、 一度のトイレで3回ギュッと締めて、おしっこを切ることを目標にしました。
他に、トレーニングではないのですが母である私が毎晩辛かったのがアラーム療法。
寝る時に、おねしょが出るとアラームが鳴る紙パッドを装着します。
アラームの音量は調節できるのですが、本人の目がさめる程度に設定する必要があります。
このアラームの目的は、記録の為と、おねしょの不快感を子どもに覚えさせる為です。
本人は寝ぼけているので、夜の何時頃に、寝ている間何回くらいおねしょをしてアラームが鳴ったのか私が記録をとって現状を把握していきます。
おねしょが常習化してしまっている子に、おねしょをした時の不快感を植え付けることも大切です。おねしょをしたって気持ち悪くない、不快感がないので本人が困っておらず、いつまでも治らないのだそうです。
おねしょをする→アラームが鳴る→うるさい→不快感
となり、次第に アラームが鳴らなくても尿意を感じたら目が覚めるようになるのが目標です。
心理療法士の先生から小児科の先生へ申し送りをしてくれたあと、息子は小児科医の先生にアレルギー鼻炎やアトピーの様子を診察してもらい、それから、夜尿症の最近の調子はどうか、日記を見ながら夜尿症の話をしていきました。
この小児科では、前の小児科で内服薬の効果があまり出なかったことを踏まえ、ホルモン剤の内服薬はひとまずやめてみて、行動療法で行けるところまで進めようということになりました。
総合的なサポートが功を奏したのか、こちらに通い始めた翌週には何度かおねしょをしない日がありました。
子どもの夜尿症が改善してきた記録 (1)
小学5年生の息子のおねしょに長年悩んでいます。
2年生の娘は、3歳前に昼間のトイレトレーニング完了とほぼ同時に 夜のおねしょも卒業したのに、お兄ちゃんは ほとんど毎日失敗してしまっていました。
いちど卒業した おねしょが何かのきっかけで 再発してしまう場合は精神的な原因も考えられるけれど、うちのお兄ちゃんの場合は 完全に機能的な問題のようです。
遺伝的な要素をたどると、私や主人は特に問題ないのですが、父方祖父も 母方祖父も中学入学する頃まで おねしょしていたとのこと。
息子は、アレルギー性鼻炎とアトピー性皮膚炎もあり、これもおねしょと関連があるかもしれません。
息子が2年生の春から、本格的に小児科で 夜尿症の治療を始めました。
1軒目の小児科では、小児科医の先生が担当してくださり、毎日の夜尿量を日記につけることと、学校から帰ってトイレに行きたい時に できるだけ我慢する(まずは数秒から、次第に延ばしていく)行動療法と呼ばれるトレーニングを始めました。
朝起きてオムツを計ると、夜尿量は 一晩で150ml前後、帰宅後ぎりぎりまで我慢してトイレで計る尿量(以下、我慢量)は 70ml前後でした。
夜尿は、この時点で 一晩に2回以上は出ており、我慢量の理想は200ml前後なので まったく届いていない状態。
おねしょをしないための、理想の膀胱とは、大きく、伸びがよく、締りが良い。この3要素が必要なようです。
膀胱は風船のような形態をしていて、そこに尿を溜めていきます。
日記を付けて分析した結果、うちの息子の場合は、この3つに加えて、寝ている間に必要な 脳内ホルモンも足りていないようでした。
この小児科では、内服薬での治療が始まりました。
普通は、睡眠下にあると脳の司令で抗利尿ホルモン(尿を作らなくするホルモン)が分泌されて、寝ているあいだは膀胱に尿が溜まらないという仕組みがあるそうです。内服薬とは、このホルモンを補填するお薬です。
寝る前に、処方された通り内服薬(錠剤)を水で飲みましたが、通院から1年経っても効果がなく 毎日のようにおねしょをしてしまっていたため、先生に話をしてクリニックを変えてみることになりました。
東京駅で小学生が楽しめるスポット
大阪から新幹線で来る じーじを迎えに、東京駅へ。
東京駅での待ち合わせといえば、銀の鈴広場ですね。東京駅地下1階にあります。
夕ご飯まで3時間、小学5年生男子と、2年生女子を連れて どこで時間を潰そうかな。
丸の内口を出て、皇居方面に徒歩数分の和田倉噴水公園に行こうかと思ったけれど、
外は炎天下で気温は30℃超え。
東京駅の中で、小学生も楽しめるところを探しました。
・あんみつ みはし
とりあえず、お茶しよっか。と入ったのが、東京駅八重洲地下街にある、あんみつみはし東京駅店。
あんみつに添えられた餡子は、上品なこしあんです。暑い日はやっぱり、ソフトクリームの乗ったクリームあんみつ!
子どもは、あずきアイスを食べました。
・東京駅キャラクターストリート
東京駅八重洲地下に直結している、キャラクターストリート。
キャラクターショップや、テレビ局のアンテナショップが ずらりと並んでいます。
2年生の娘は、妖怪ウォッチのお店、5年生の息子は、少年ジャンプショップが気に入って 自分にお土産を買っていました。
夕ご飯は、台湾名物小籠包。
行列が出来る名店、ディンタイフォンが東京駅近くにもあるんですね。新宿店はあまりにも行列が長くて断念したことがありますが、早めの時間だったからか こちらには すんなり入れました。
アツアツのスープが しみ出す小籠包を、刻み生姜を添えてレンゲでいただきました。
小学生連れて東京駅付近に滞在5時間程度。じゅうぶん楽しめました。
今回は行かなかったけれど、キャラクターストリートの近くに、作りたてのポテトチップスを食べられる「お菓子ランド」も おすすめです。
吉祥寺の新名所 象の像のはな子さん
2017年5月5日。こどもの日。
象のはな子さんといえば、長年にわたって井の頭自然文化園の看板娘(看板おばあちゃん?)をつとめ、多くのファンに惜しまれながら69歳の生涯に幕を下ろした吉祥寺の誰もが知る人気者。
はな子さんの没後すぐに始まった銅像募金は、目標金額1000万円を約半年で見事に達成。
一周忌を前に はな子さんは銅像に姿を変えて私たちの前に再び登場してくれました。
当たり前かもしれませんが、本来のはな子さんよりも小さく 象さんの半分くらいのサイズです。
両手を広げると、抱きしめられそうな、かわいらしいはな子さん。
行き交う人たちが、思わず足を止め、像を撫でたり 撮影したりしていきます。
吉祥寺駅北口広場には、はな子さんの銅像付近にベンチも併設され、新しい待ち合わせスポットとして賑わっています。
渋谷のハチ公や、上野の西郷さんのように、街の人々から長く愛される銅像になってほしいですね。
財布を忘れて電車に乗ってしまった
子どもたちが学校へ行っているあいだに、学生時代の後輩宅へ遊びに行ってきました。
中央線に乗って吉祥寺から国分寺へ。
途中の所沢駅で 手土産でも買って行こうかなー。
そう思ったとき、
あ!あぁーっ!
お財布忘れてるー!
手元にあるのは、スマホケースに挟んであった こちらの3点。
・nanaco 残額4000円くらい
・千円札2枚
おぉー。
せめてクレジットカードを持っていればなぁ。
引返す?
いや、子どもの帰りまでの限りある時間に往復60分以上のタイムロスは痛すぎる。このまま行こう。
nanacoが使えるお店があればいいけど、所沢駅構内にはファミマ系列のコンビニのみ。
Suicaの残額は、帰り道の分ギリギリ。
久しぶりに後輩達に会うのに、何の手土産もないのもなぁー。
お昼はマックのテイクアウトをする予定だから現金も必要だし、仕方なく手ぶらで訪問し、うっかり財布を忘れてしまったことを後輩達に打ち明ける。
楽しいランチタイムは あっという間に過ぎ、
要りません!もらえません!を連呼する後輩に、全財産の2000円を握らせて
ギリギリ残額のSuicaを頼りに電車を乗り継ぎなんとか帰宅しました。
スマホとSuicaがあったら、財布忘れにも気付かず電車に乗っちゃえるもんですね
^_^;